ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 娘のこと

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特別支援学校の願書提出間近・・・どうなった?①

中学3年生ダウン症女子、いよいよ中学生活も3学期を残すのみ。
いまだ、通常クラスに居座っている。

冬休みは、クラスのみんなより1週間早く休みに入ってしまったし、年明けの実力テストにも行かなかったので、
ずいぶん長い冬休みだった。

 

始業式は、間に合う時間に行ったけれど、教室に入り辛かったようで、担任の先生から報告の電話があった。

「行きたくなかったら、行かなくてもいけど、朝はちゃんと起きてね。」
と言ったものの、本人、
朝はなかなか起きれないのに、学校へは行く気なので、学校へ行く気持ちがあれば、遅くても行かせることに切り替えた。

3月10日の卒業式まで中学校生活もあとわずかだし、本人が、誰かの受け売なのか「思い出づくり」などど口にするからだ。

 

まさに、学期1週目の残り3日間、見事に先生方の校門立ち番時間(8時10分まで)がすんでの登校だった。

 

金曜日担任の先生から電話があった。
生活態度のことかと思ったら、(朝遅いくらいで問題はなかったらしい)特別支援学校の願書の提出の件だった。

 

願書の書類をそろそろそろえ始めないといけないとのこと。願書を出したら、行かないとダメみたいな話だった。
確かに入学試験はあるが、おそらく学力診断みたいなもので、落ちることはない

つまり、願書が提出されたら、入学するものとみなされてカウントされる。
公立だから、行ってもらわないと困るとのこと。

 

 

本人の意思を最終確認することと、通信制高校のサポート校には何度も行ってお世話になったので、サポート校の方ともどうするか最終の話もしておきたい。
と伝えて電話を切った。

 

早急にお願いします。また月曜日電話します。とのこと・・・早急って早。
早速、電話を切って、娘と話をした。

 

 

中学を卒業したらどうしようと思っているのか?

どこかで働くために、仕事に必要なことを支援学校で学ぶのか、
それとも、サポート校へ行って高校生としてもう少し勉強をするのか?

支援学校と通信制高校のサポート校について、改めてわかりやすく説明した。
娘に説明した内容を要約すると・・・

 

特別支援学校
卒業したら仕事につけるように学ぶところ。だから、卒業したらたいていどこかへ仕事に行くことになる。
障害児枠を使って、企業で掃除・手伝い・商品の陳列、整理・介護施設での補助・・・や作業所での仕事(さおり織のようなものづくり・農作業の手伝い・喫茶・クッキーやパンを作って販売)につくために、掃除の仕方、接客の仕方、簡単な作業や組み立ての練習、調理実習、パソコンなどをすることになる。
仕事に就くために、しっかり時間守って、指示通りに動けるように練習するところ。
中学卒業したら、絶対に送っていかないので、学校に間にあうように自力でバス登校すること。

 

通信制高校のサポート校
高校生として必要と決められている科目を勉強したり、パソコン検定や、電卓検定も勉強する。
テストに合格したら、高校を卒業しましたという証書をもらえるところ。
だから、サポート校を卒業したらどうするかも考えていかないといけない。
中学へ行くのと距離はほぼ変わらないので、晴れたら自転車、雨が降ったら歩きで通うこと。

 

お世話になったサポート校は、⒒月に、文化祭に顔を出しただけで、12月はオープンスクールにも勉強会にも行ってないので、尻切れトンボみたいになっている。
受け入れられるかどうかの判断もかねて、ためしに勉強会をしましょう。と、何回か見てくださったのに、ちゃんと話しておかなければいけない。

 

翌日の土曜日はオープンスクール日、相談会日ではなかったので、すでにお聞きしているアドレスに面接のお願いの連絡を入れた。
それで、翌火曜日の夕刻に決定した。

月曜日、
「どうでした?」
と本当に電話がかかってきた。
「火曜日に面接のお願いをしていますので、学校が終わったら娘と行ってどうするか決めてきます。」
と電話を切った。

 

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