- 娘のこと
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就労移行支援施設と就労アセスメント
ダウン症女子18歳。通信制高校のサポート校に通う3年生。
4月に3年生に進級し、学校は大好きな場所として、日々通っている。
しかし、学校は、、月火水は午後1時30分から、木金は午前9時30分から、それぞれ、2時間程度の授業しかない。
そして、学校に残れる限り、必ず残って遊んで帰ってくるのだ。
『人生はすべて経験で、無駄なことなどなにもない。』
とは思うものの、卒業後は進学するのではないし、
仕事したいといっても『仕事はどういうものか?』ということすら、全く理解できていない状態だ。
卒業後は、「仕事とはなんぞや?働くとはなんぞや?」ということを知ってもらうべく、
就労移行支援施設に通うことになるかななどと考えていた。
すると、2年最後の三者懇談で、大手3社の『就労移行支援施設のパンフレット』を学校側が用意してくださっていた。
なので、春休み、いただいた3つの施設に予約を入れ、話を聞きに行くことにした。
まず、『ウェルビー』
会社を意識した施設になっており、社会に出るためのマナーとパソコンを使ったデスクワーク中心にスキルを学ぶというイメージを持った。
娘は、パソコンを触れせてもらったのが楽しくて、もう少しやってもいいよの言葉に一人残って、しばらく体験して帰ったようだ。
(私は、義母のホスピスに行く予定だったので、娘を残して先に施設を出た。)
次に、『LITALICO ワークス』
こちらも会社を意識したつくりになっていて、独自の教科書もあり、企業に就職するためのスキルを学ぶという感じだ。
いつでも体験に来て下さいとのことだった。
そして、『ハンズ』
やはり、ここも同様で、企業に就職するためのスキルを学ぶところのようで、企業に行ってすぐダメにならないように厳しく指導することもあるというようなこともおっしゃっていた。
まず、仕事はどいいうものかを知るところからです。みたいなことを話すと、
『職業自立センター』に行って、どういう仕事がむいているか、一度みてもらってください。と勧められた。
今度は、職業自立センターに予約を入れて、行った。
相談、2日にわたってアセスメント、結果受け取りで4日間足を運んだ。
こうしてアセスメントを受けたけれど、結果を見ても、私にとっては理解の範囲内だった。
セールスポイントは、
作業能力の向上、作業意欲。
努力ポイントは、
働く場のルールの理解、作業上の報告・連絡、集中力の維持、巧緻性。
総合所見は、
作業に取り組む姿勢は素直で、「どんな作業にも前向きに取り組めるところ」「あきらめずにチャレンジしようという気持ちがあること」「いつも笑顔なこと」は、○○さんの長所かと思われました。
どの作業も楽しめながら取り組めてはいましたが、仕事となると完成度や作業スピードなども求められるようになってきます。まずは実際に作業をこなしながら、”働くとは何か”や厳しい部分もあることを実際に体験していく必要があるように思われます。いろんな作業にチャレンジし、自分にどんな仕事があっているか、第三者からのフィードバックも参考にしながら考えていきましょう。
結果を受け取って、就労移行支援事業所の紹介リーフレットをいただいて、まずは計画相談支援施設と繋がるようにと一覧表を渡された。
訓練に通ったことがないし、放課後デイサービスも利用したことないし、支援学校にもいっていないので、
ぐるぐるまわって、やっとスタートに立つ感じ。
計画相談支援といっても、50近い施設の中から、まずどこに電話したらいいかなとちょっと悩む。
計画相談支援といっても、娘のこと見たことすらない施設にこれから計画書いてもらうとしたら、
また先が思いやられるような気もするが・・・
すべてはうまくいっている。と思うのがベストだね。