- 娘のこと
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終業式と検定試験と今後のこと
ダウン症女子18歳。通信制高校のサポート校に通う3年生。
まわりの高校生より一足早い終業式。
『電卓技能検定5級』と、『日本語ワープロ検定試験4級』の合格証書を持ち帰った。
娘の学校では、電卓検定とパソコン検定は必須になっている。今の子らしく、電子機器を触ることだけは好きだ。
1年生の時から、電卓を触るのは好きで、(何も考えずに数字を打ち込めるのが好きなのだと思う)黙々とやっていたりする。
しかし、マイペースで、スピードをあげようとか、時間を計って集中してやろうとかではなく、音楽かけてダラダラとやってみたり、寝ないといけない時間にやってみたり、なんだかな~~~と常々思っていた。
ずっと5.6.7級の問題用紙を持ち歩いていたが、2年間、7級すら1度も受かったことはなかった。
要領も悪くて、7級の基準点すれ超えられなかったけれど、コツコツやってきた成果なのだろう、3年目にはじめて5級の基準点をクリアできたようだ。
終業式前の三者懇談で、電卓検定にやっと受かったと聞き、大喜び!!3,4級の問題集を手にできることがうれしい様子だった。
しかし、それが何か役に立つかというと疑問だが・・・?
なぜなら、仕事に使えるレベルでもなく、電卓検定に受かったからと言って、買ったものが、だいたいこれくらいの金額になると予測がつくようにはならないからだ。
そう思うと、思考力という部分に焦点があてたくなるのだが、まあ、やらせようとすることはやらないからねえ・・・もう、ほぼやりたいことのみ。
パソコンもまたマイペースで、『スピード認定試験の5級レベル』でローマ字を使って打ち込んでいるが、ワープロ検定4級に受かったのは予測外だった。
しかし、これも何かの役にたつかというと疑問だが、どれもこれも彼女にとっては、将来のためとか、なにかの目的があるわけではない。
ただ単に、『楽しいからやる』なのだろう。
夏休みにはいったが、3年生なので、週に1回、就職、進学のための面接、マナー教育などの授業があるようだ。
みんなと方向性は違うが、本人は参加したいと思っているようなので、何かは学んでくるかと思う。
わが家は、デイサービスを利用したことも福祉通園センターも利用したこともないので、相談支援施設に繋がることがまず最初になる。
一番近いであろう相談支援の施設に連絡を取ったので、そのうち面接に来られる予定だ。
支援学校に行っていない娘は、まず、『仕事とはどういうものかを知る。』というのが最初の課題なのだろうと思う。
まあ、のんびり行くしかないね・・・といった感じ。