- 娘のこと
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ダウン症の娘、中学卒業後どうする?決断のとき迫る。
中学3年生、ダウン症女子。
卒業が目前に迫ってきて、嫌でも進路を決めなければならない時期になった。
「支援学校の願書は、中学校側が説明をうけて、もらってこないといけない。」
とかで、クラスのみんなより少し早い三者面談を設定された。
『兵庫県立高等特別支援学校』と『地域の特別支援学校の高等部』
兵庫県立特別支援学校の入学者選考の出願要件はとりあえずクリアした。
①入学希望者説明会
②入学相談
③体験入学
受かる受からないは別にして、受けることは出来る。
地域の特別支援学校も説明会、体験入学をすませた。
願書を出せば、入学テストの出来如何に関わらず入れてもらえる。
願書どちらも取りに行ったほうがよいですか?
という話だ。
ところが、三者面談の数日前、幸か不幸か、ぎっくり腰になった。
車と自転車はアウトだし、痛い腰で歩ける距離ではなかったので、
「明日、学校まで行けなくなりました。」
と電話したら、家庭訪問になった。
担任の先生は、両方の願書をとりに行ってくださるつもりだったようだ。
娘には、
「高等特別支援学校は、先生に遠いところまで願書をとりに行ってもらうんだから、願書届いたら、絶対受けてね。」
と言っていた。
すると、家庭訪問当日、先生を前にして、
「私は、受けません。絶対、家は出たくありません。」
と言い出した。
高等特別支援を受けて、もし受かったら、車で金曜迎えに行って、日曜の夜寮に送っていく。
ということを考えていたが、
ぎっくり腰になってみて、それが不安になった。
だから、強く勧めることもやめて、結局、願書はとらないことになった。
地域の支援学校に関しては、
「私は、仕事をしたいから、受けます。」
とのことで、こちらは願書をとりに行ってもらうことになった。
ずっとサポート校へ行きたいと言っていたが、
勉強したい。と思ってない人は行ってもらったら困る。
みたいな話をさんざんしたことで、私には無理だと思わせてしまったらしい。
生活力が大事で、勉強することには重きを置かない考え方。
勉強することで、認知がのびてくるから、勉強は続けるべきという考え方。
助言をしてくれる人も、さまざまな考え方だ。
どの道に進んでも間違いではないけれど、どうするのがいいのかな?
と思う。
押し付けたくない。
だから、自分の意志で。と言いたいところだけれど、
「今が大事!」で先は見えていない人だから、
親としても悩むのだ。
流れに身をまかせ・・・でも、楽しいと思う方向に進むのがいい。