ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 娘のこと

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ダウン症児、現在中学2年生。特別支援学校の検討

特別支援学校へ見学にいったときの様子、感想と、
娘の現状を書きたいと思う。

2学期になって、
特別支援学校のオープンスクールの案内をいただいので、
休んで連れていくことにした。

通常クラスで、たいていみんな高校へいく子ばかりの中にいるので、
自分も行くものと思っているところがある。

でも、
「高校行けなかったら、支援学校に行ってください。」と
常々言っていた。
「高校は無理!」発言もした。

実際、支援学校へ行ってみたら、
一部の側面だけを見て、楽しそうという。
プールがあった。
体育館があった。
ハロウィンの飾りをつくっていた。
外で土運びみたいなことをしていた。

私が1人の先生にいろいろと話をお聞きしたので、
そこで、
「高校になったら、来てくれるんやね。」
とやさしく声をかけてもらった。

市内には支援学校が2か所あって、住所で行く学校が決められている。
だから、行くとなったらここと決まっている。
一手にひきうけているので生徒の能力の幅もかなり広いと感じる。

特別支援学校。
行きはじめたら、
それなり馴染んで、楽しんで通うのではとも思う。
しかし問題点も感じる。

感じる問題点。
①マナーとして、していいこと、しないほうがいいことの区別がはっきりできているとはいえないので、
おもしろいと感じたことは、なんでも真似をしてしまうのではないか?
②勉強は、必要だと思っているが、全くしなくなってしまうのではないか?
③作業所などで働けるようにするための作業を学ぶところなので、楽しめるか?
それは、本当に彼女にとって必要なことなのか?
④ここに来ることが人生のプラスになるのか?楽な方へ流れただけにならないか?
⑤行ってもいいと言ったが、本当に行きたいと思っているのか?

ダウン症、14歳、女子、現在中学2年生。

幼稚園から一緒の子もいれば、
小学校から一緒の子、
中学校で一緒になった子もいる。

幼・小から一緒の子たちは、
わが子のことをよく知っている。

中学校ではじめて一緒になった子は、
どうかといえば、
それなりに穏やかに対応してくれている様子。
逆に優しかったりする。

2学年、3クラス100名足らず。
落ち着いた学年で、
不登校の生徒は何人かいるようだが、
今のところ大きな問題もない。

中学入学時、
勉強は話にならなかったけれど、
本人はみんなと同じクラスにいたがったし、
みんなといることは、
勉強以外の学びがすごく大きいのではないかと考え、
通常学級を選択している。

小さな問題は起こしつつ、
本人は登校拒否にもならず、
学校へ行っている。

しかし、当然、
彼女にとって、授業は難しい。
もちろん、テストはとても難しい。

テストを受けない検討もしたが、
本人がみんなと受けるというので、
受け続けたが、

1年後半から、テストに向かう態度が悪く、
裏に手紙を書いたり、
絵をかいたりした。

提出課題にむかう気持ちもないようなので、
2年に進級した1学期の中間テストは休ませた。

また期末から受けるというので、
受けるなら、
落書き禁止、できるところを探してテストに向かう
という約束をした。

しかししかし、
約束したからと言ってテストができるわけでもなく、
テストのための覚える勉強を頑張る様子もなく、
(私がかかわるのを嫌がる)
それなのに、
みんな高校へ行くので
私も高校へ行くと言っていた。

高校は、勉強をしたいと思う人がいくのだ。
とは話している。

考えずにやれる作業は意外と好きだ。
単語を書くとか、書き写すとか・・・

でも、考える、頭を使うことがはいってくると、
逃げ腰になる。

支援学校見学後、
担任に行ってもいいと言ったので、
2学期期末は受けない、
もしくは簡単なテストに変えてもらおうと思った。

思ったのに、受けるでと言って受けた。
点数もとれないし、
提出課題もままならないのに・・・

さてどう進めていったらよいのか、悩み中。
もうすぐ三者面談。


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