- 娘のこと
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三田にある兵庫県立高等特別支援学校を見に行きたい!
中学3年生。ダウン症女子。卒業後の進路を検討中。
支援学校の学校説明会やら、見学会、オープンスクールなどの案内を中学校経由でいただく。
最寄りの支援学校は先日説明会に行ってきたが、三田の特別支援校も見学したいと思っていたので申し込みをお願いしておいた。(申し込みは、中学校経由なので)
特別支援と言えども、三田にある兵庫県立高等特別支援学校は、ちょっとできが違うと聞いていたからだ。
どう違うのか?どんな雰囲気なのか?
行かない(行けない)にしても見学してみたいと思っていた。
ところが・・・
行ったところは、兵庫県立上野ケ原特別支援学校。
あまり深く考えず、住所が同じだったので申し込みをお願いしてしまっていたのだ。
案内板の通りに校門を入り、あれ??と思いつつ席につき、やっと間違っていたことに気が付いた。
ここの学校に見学に来たって、病弱児以外は、入学範囲外ではないか・・・
最寄りの支援学校と大差はなく、ただ人数が少ない分、ゆったりしている雰囲気があった。
「間違えました」とは言えず、見学して、アンケートに記入して、ちょっとがっかりして帰宅の途についた。
ふりかえりつつ、うらめしそうに、写真をとって学校を後にし、1つ目の角を曲がったところで、声をかけられた。
なんと・・・
10年ぶりくらいで会う大学時代の友人ではないか!
再開を喜び、
今から、私が行きたくて行けなかった方の学校の2年生だという息子の参観日に行くと聞き、
また驚いた。
「ほんまに、ほんまに~私も連れてって~」
とお願いしたのであった。
というわけで、偶然にも、見学できることになったのだ。
2年生は、二つに分かれて授業をしていて、見学したのは、数学の授業だった。
量の単位の復習をしたあと、数日後にある電卓検定の練習に入った。
どの子も、集中して課題に取り組めていることがすごいと思った。
友人の息子さんは、私立の高校、高等特別支援、通信制のサポート校と迷ったそうだが、ここに受かったので来ることに決めたらしい。
”勉強もしつつ(中間や期末テストもあるらしい)職業訓練もあって、忙しいけど真面目に取り組む息子にはあっていたかもしれない。
まわりの子たちも穏やかな子が多いし、宿舎に入ってさみしくなったけど、週末帰ってきたら洗濯や料理の手伝いなんかをしてくれるようになった。来てよかったと思う。”
と友人は言っていたが、見ていてもそう思った。
入学説明会はすでに終わっていたが、パンフレットをいただいて帰ってきた。
たしかに、家の娘は受験しても受からんだろうな・・・と思ったのであった。