- 娘のこと
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兵庫県立高等特別支援学校 入学相談会
中学3年生。ダウン症女子。卒業後の進路を模索中。
7月、県立高等特別支援学校の見学会に行き、入学相談の申し込みをしてきました。
その時の記事はこちら→ 兵庫県立高等特別支援学校 学校見学会
そして、
夏休み直前、県立高等特別支援学校の入学相談日程の決定通知をいただけたので、入学相談会に行ってきました。
集合場所は寄宿舎ロビー。
生徒、保護者、担任の先生の参加が必須です。
公共交通機関を使っての来校なので、不便ではありますが、3回目になるので、時間通りスムーズに到着しました。
受付を済ませ、何組かのグループとしばらくロビー待ちです。
ロビーにある本棚には、読み物少々、図鑑少々、そして大量のマンガが並んでいました。
娘、最初は図鑑を抜いて私の横に戻ってきて座ったけど、しばらくしたら、本棚の前のソファーに陣取って何かを読み始めました。
そうするうちに時間が来て、学校案内のDVDをしばらく見たあと、支援学校の先生と入学希望者の生徒の1対1での面接のために個室へ移動しました。
約6・7組が同時スタートで、娘の担当は、やさしそうな女の先生でした。
これは、マイペースで話しだすかも・・・とちょっと心配になりました。
連絡先、子どもの状態、いいところ、改善してほしいところ、入学を希望する理由、進路第3希望まで・・・などなど、
必要書類に書き込みをしながら、面接が終わるのを待っていました。
そうするうちに、次々と面接を終了した生徒が帰ってきはじめましたが、やっぱり、遅い!
娘が出てきたのは、おそらく最後。
そして、今度は交代して保護者と担任の先生との面接となりました。
国語、算数(数学)の問題、作業などに取り組んだ様子をお聞きし、私が書き込んだ書類を見ながら、話を進めました。
みんな丁寧に取り組めていたようで、入れば、入ったでやっていけるのではないかというお話はしてくださいました。
最後に入学試験までの流れ、学校生活について、費用面、卒業後の就労についての話をお聞きして終了となりました。
「家の子、この間の判定でB2からB1になったんですけど、基本的には入学範囲外ですよね。」
とお聞きしたら、B1判定のお子さんも何人か在籍しているようで、あとは、入学試験の結果次第だとのことでした。
最初は緊張していた。という娘もいろいろと話をしていたようで、
○○へ行って楽しかったこと、ジャズダンスを習ってること、茶道クラブで○○すること。
「お母さんに内緒だと言って、将来の夢を教えてもらった」
とおっしゃるので、
「紅白歌合戦にでることじゃないですか?」
とお聞きしたら、その通りでした。
「お母さんに内緒と言ってるものの、あまりにもあちこちでしゃべっているので、私の耳に入ってこない訳がないんです。」
と説明しておきました。
娘は、進路の第一希望に、通信制高校のサポート校の名前をあげていました。
月に2回おためし授業に行き始めたので、受け入れてもいいという学校側の判断と、後は、勉強をやりたいのか、そうでないのか娘の判断になると伝えました。
次に体験入学を受けるかどうかは夏休み中に決めて、学校を通して書類提出をしてくださいとのことでした。
面接が終わってロビーに戻ったら、娘は、面接が終了した先生方が並んでらっしゃる前で、でかい態度で「ドラえもん」のマンガを読んでいました。
態度を注意。
「じゃあ、帰ろうか」
と言われて、続きを読みたいけれど、今帰らなくちゃ!と思えるようになったところは成長したところ。
未練がましく、おもて表紙を今読んでいるところに挟み込むところは、まだ譲れないところ。
「すぐに続きを読みに来るわけじゃないから、もとどおりに直して。」
と言ったら、直しかけたので、えらい、えらいと思ったら、裏表紙を挟み直しただけでした。
「いいよ。そのままで。またここに読みに来て。」
と先生に声をかけてもらって学校を後にしました。
ありがとうございました。とにこやかに言うはずが、本人、ややすね顔の帰宅でした。トホホ