ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 娘のこと

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兵庫県立高等特別支援学校 学校見学会

中学3年生。ダウン症女子。卒業後の進路を模索中。

以前に兵庫県立高等特別支援学校を見に行きたい!という記事にかきましたが、そのときすでに、ここの入学希望者説明会は終わっていました。

入学説明会の案内が、学校から持ち帰ったプリントの中にあったのか、そうでなかったのか?どちらにせよ、もう私の手元にはありませんでした。

『入学希望者説明会 実施要項』のプリントを持っているよという他校のママ友からコピーをいただき、目を通しました。

入学者選考の出願要件
①入学希望者説明会
②入学相談
③体験入学
の出席でした。

入学者選考の出願要件に必須の入学説明会は終わっていましたが、

『やむを得ない理由で上記のいずれかに参加できず、本校の受験を希望される場合には、出身校と本校の協議の上、個別の対応を行いますので、下記問い合わせ先まで必ずご連絡ください。』

と書いてありました。

行けないにしろ、やっぱり、数学の参観日だけじゃなく、どんなことをやっているのか見学したいな・・・と思う気持ちもあり、中学3年生対象の学校見学会の日程が残っていたことも重なって、電話をかけてみることにしました。

「今まで、ダウン症の子の在籍はありません。」
「B2(療育手帳の軽度)のお子さんが対象です。」

という言葉にはひっかかりましたが、後は学校長同士の話になるとのことで、断られることはなく、学校側に相談したら、その日のうちに電話をかけてくださり、学校説明会に行くことが決まりました。

そんな感じで急に行くことになったうえ、遠いので、担任の先生には申し訳ない気がしました。が、必要条件だったので、遠路はるばる行ってくださいました。

学校見学で感じたことは、自立にむけた教育課程がしっかりしているということです。

教育目標の「社会自立をめざす」がしっかり実践されているという感じでしょうか。

職業自立をめざして、作業学習は、さまざまなものを体験させてもらえるようです。また、教科学習時間は少ないけれど、教科学習も決しておろそかにはしていないと思いました。

週に2時間の調理実習は、1年生朝食、2年生昼食、3年生夕食メニューを作り、毎回ファイリングしていくため、かなりのメニュー数を経験したことになるというのも、自立に向けてしっかり考えられているのだと感じました。

放課後のクラブ活動も見学しましたが、それぞれに楽しんで取り組んでいる様子がうかがえました。

実際の学校生活の中では、いろいろとあるとは思いますが、見たところでは、学校全体に落ち着いた雰囲気を感じました。

寄宿舎は、4人一部屋。畳ベット(カーテン付き)と机が1つずつ。
女子16名、男子32名まで距離が遠い順に受け入れてもらえるようです。

寄宿舎に入ると、当然ながら、洗濯、掃除などの義務もでてきます。
寄宿舎生活をしたら、きっと成長するだろうな…と思いました。

そして、参加していなかった入学希望者説明会の話を簡単にお聞きして、昨年の学力検査のテスト問題をいただき、夏休みに入ってすぐにはじまる入学相談日の日時希望を提出して帰ってきたのでした。

テスト問題は、小学校低学年から中学年程度の問題でしょうか。
この辺りが、ミスなくできることが大事なのでしょうね・・・

自立に少しでも近づくなら、ここに来れるといいだろうなあ。とも思いました。

しかし、
本人が行きたいか、行きたくないか。
入れるか、入れないか。
が一番の問題です。

とりあえず、入学相談も受け入れてもらえるようなので、行ってみようと思います。


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