- 娘のこと
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茶道 ずっと続けたい好きなもの?
親の考え方や価値観
いろんなものに対する姿勢は、
自然と
子どもに大きな影響を与えているのだろう。
そして、子どもは、
日々その親の姿を見ながら、
自然と
多くものを受け取っているのだろう。
反省することも多いけれど、
それも私だから、
仕方ない。
なにか 「ずっと続けたい好きなもの。」
見つけれるといいなと
思いながらできるだけいろいろな経験を大切にしてきた。
でも、特にコレというものもなく、
14歳も半ばを過ぎた。
茶道は中学生になってから
ちょっと楽しさを感じるようになったもののひとつ。
娘は、生まれた時から、
普通に抹茶を飲み、
私がよく着物を着ているのを見て
育ってきた。
だから、
和菓子好きで、
抹茶も小さいときから飲み慣れていて、
着物を着ることにも抵抗がない。
しかし、お茶の稽古となると、
根気もなく、正座も続かないことから、
たまについてきたとしても、
稽古らしいことはしたことはなかった。
それでも、
中学生になり、茶道部に入ってから、
まわりの刺激を受けて、
好んで学びたがるようになった。
観光ボランティアや、
茶席の手伝いにも参加したがるようになった。
みんなの中で学んでいる成果は大きく、
かなり落ち着いてきたように感じられる。
お茶に関しては、
ものおじしなくなったことが、
よいところであり、
私としてはドキドキするところでもある。
皆が一目置く先生にも、
大好きモードで接するところが
彼女の良さなのだと思う。
受付の横は、垣根風に仕立てられ、
秋の花が花かごにたっぷり入れてあった。
しかし、人目につかない裏(水屋)には
どこかから切ってこられ、
まだかかえきれないほどの花が残っていた。
「入れてあげないで、どうしますか。
ここに切られてきた花は、
この日の為に咲いたんですよ。
かわいそうじゃありませんか。
ねえ、そうでしょう?
・・・・・・・・・・・・。」
と花束を抱えて、表へ。
もう一つ、バケツをうまく使ってすべての花を入れた。
花にたとえて、
娘に対する在り方についてもご指導いただいた。
そして、
ちゃんと稽古を続けるように。
「続けることが大事」はやっぱりここでも。
彼女にとって、
これは、「ずっと続けたい好きなもの」
になるだろうか?
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