ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 娘のこと

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時間がねえ・・・

ダウン症女子18歳。通信制高校のサポート校に通う3年生。

学校は大好きだが、マイペースで自由人だ。

 

毎日学校に行くのは、いよいよ今月末で終わりとなる。

 

高校生活、最期の一か月、私とあわせて彼女の様子を毎日記録に残しておこうと思い立ったので、書いていってみることにする。

 

 

11月11日

一昨日からの1泊2日のセミナーで、私は、ほぼ、眠れなかったので、昨晩は久しぶりにぐっすり眠れた感じだ。

娘は、出かけた翌日は、特に起きられなくなる人だ。

 

でも、今日は、

午後から授業、11時のボイトレレッスンのゆっくり時間だ。

 

 

朝、やっぱりゆっくりめに起きてきた娘だが、さっさと用意すればボイトレに余裕で間に合う時間だった。

 

しかし、

先週、ボイトレのレッスン後、友だちと一緒に学校へ行けたのがうれしかったのだろう。今日も終わった後、一緒に行きたいがために、ラインのやり取りに余念がない。そして、私の注意は通らない。

 

約束したいなら、前日か、もっと早く起きてやってほしい。

 

だから、家を出たのはすでにレッスンがはじまっているはずの時間だった。

 

遅れることに対して、あまりなんとも思ってない風なところが、もどかしい。

 

先生にも私にも調子がいいことを言うので、私と先生との話が噛み合わないことも多い。

 

先生も、私に連絡してこないで本人に連絡をとるので、余計だ。

 

『遅れるから電話した』というのは私向き

 

『先生が、レッスンがはじまる時間に、娘に連絡を入れてくださっていた』というのが事実。

 

「最低限、時間だけはあわせられないようなら、私が爆発して、いつやめることになるかわかりません。」

と宣言はしておいた。

 

それに、歌うことは好きだが、普段、上手くなろうと練習する様子もない。

 

彼女の目的は、「人に歌をきかせたい」ではなく、「ただ人前に立ちたい」なのかもしれない。

とふと思った。

 

先週と同じく、近所でおにぎりを買い、車で食べて、友だちと待ち合わせて学校へ行った。

 

私は、娘のマイペースさに振り回されるが、娘のマイペースさにつきあってくれる友だちがいるって、ありがたいことでもある。

 

 

令和1年11月11日11時。本日のボイトレのレッスン。今日は、こんなに綺麗に1が並んでいたんだ。と後で思うのだった。

 

 


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