- 娘のこと
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休日はダラダラ・・・その1
ダウン症女子18歳。通信制高校のサポート校に通う3年生。
学校は大好きだが、マイペースで自由人だ。
毎日学校に行くのは、いよいよ今月末で終わりとなる。
高校生活、最期の一か月、私とあわせて彼女の様子を毎日記録に残しておこうと思い立ったので、書いていってみることにする。
11月2日
3連休初日、私はたいてい土曜の午前中にお茶の稽古に行く。
わが娘、昨夜は遅くまで起きていたのだろう・・・朝、起きてきそうな気配もない。
家を出る前、寝ている娘に、「昼には起きて、ご飯食べて洗濯しておいてね」(私がやらない宣言をした5日分ほどためていた自分の洗濯物)と言って家を出る。
とりあえず、「いってらっしゃい。」と言うものの、やはり起きそうな気配はない。
2時過ぎに帰ったが、何もしないで、寝ていた。昼ごはんも食べていないのかと思ったら、流しに食べた後の食器はあった。
朝干した洗濯ものを取り入れて、
今度は声をかけず、一人で、陶器市を見に行くことにする。
毎年、会期中に1度は来る。ぐるっと一周。だいたい毎年ここへやって来る窯元は決まっているようで、一方的だが見慣れた顔もある。
今年は、何も購入しないつもりで見るだけ。でも、見るだけでも楽しい。
やっぱり目を引く独特の赤の釉薬。(陶器市初日に)娘の買ってきくれたネズミの置物を発見した。『2000円』だった。おまけしてもらったって言ってたけれど・・・半額だわ・・・
そこで、500円のお地蔵さんを2体買うことにした。何とも優しい表情だ。お礼を言おうかと思ったが、なんとなくやめた。
帰って玄関に置いた。
娘は、パジャマのまま、テレビを見ていた。
当然のように自分の洗濯はしていない。
夕食の準備をはじめたが、テレビ没頭体制。
口を開くと小言をいいそうなので、(現在、言ったとしても素直に受け入れない状態)今回は、ほったらかしモードにはいることにした。
夕食が用意できても、テーブルの上でカードをひろげているので、自分の分だけテーブルに運び、先に『いただきます』をしてさっさと片づけ、私も自分時間にはいることにした。
あとは、お好きに・・・なのだ。