ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 娘のこと

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1週間ひきこもりパジャマ生活と懇談会、そしてクリスマスツリー

ダウン症16歳 通信制高校のサポート校1年生。
11月の最終日に文化祭を終え、2学期の授業終了。

 

あとは、三者懇談と補講(レポートが終わってない人)と終業式を残すだけ。

 

学校では、社会勉強になるからと、親の了解が得られれば、アルバイトも勧めている。
が、アルバイトにいけるわけもなく、
時間はあり余っているからといって、家の手伝いをする気持ちもない。

 

せめて8時に起きる習慣をつけるように言っても、
本人がその気にならない限りもう言うことを聞かない年になってしまった。

 

学校に行かなくてもいいとなると、夜更かし、朝寝坊にいっそう拍車がかかる。

時間があるから、家の仕事もゆっくり教えたいところなのに、
朝起こしても起きない。というところから、はじまる。

 

朝起きない。この12月は特に忙しい。が重なったところへ、私が言ったことに対し、
自分に都合が悪いことに関しては口を閉ざす。ということをするので、

 

12月の2週目がはじまるころから、一切何も言わないことにして、様子をみることに決めた。

 

英語クラス以外は、私についてこれるところばかりだったが、起こしもしないし、起きてもこないので、一食分だけ用意し、行先だけホワイトボードに書いて出ていくことにした。

 

9日。
午前、カーブス。

午後から、お寺で小学生対象のイメージトレーニング講座のトレーナーの一人として参加。

10日。
お茶の稽古。

11日。
午前、同居の義母、耳鼻科の診察。

午後、実家の母を病院に連れて行き、入院手続き。

12日。
母、手術(腎臓結石)。

13日。
午前、母の病院。

午後、生涯大学の英語クラス。

 

娘はどうしていたかというと、夜お風呂に入って、パジャマから新しいパジャマに着替え24時間そのまま。

だから、1週間洗濯物はパジャマと下着だけだった。

 

おそらく、昼頃に起きる。DVD、テレビ、ユーチューブ、カードゲーム(一人で黙々と遊べる)、絵本か絵の多い本(字だけの本は、ほぼ読まない)、ノートに作文・・・テレビを見ていても、私が帰ると、自室(テレビ、電子機器はない)へ引き上げる。夜更かし。

 

13日。
14日、10時から三者懇談。15日、神戸のメリケンパークへ友だちとクリスマスツリーを見に行く予定。があるのは知っているから、

懇談には行かなくちゃという動きは、見えたが、連日ぐうたら生活をしているのに、14日は、起こさない限り、起きれるわけはないと知っていたので、私一人で行くことに決めていた。

 

本人がいない方が、先生と思うがまま話せるからだ。

 

14日。
三者懇談会。

思った通り、起きてこなかったので、私一人で出ていった。先生と家でのこと、学校でのこと、2時間たっぷり話すことになった。

 

レポートは、しっかり終わっていたので、補習はなかった。

が、

そのレポートも一時間目の登校が、ギリギリなのに、わざとゆっくり準備し、かなりスタートが遅れ、終わるように言ってもやり切るまで終わろうとしない。らしい。

 

それが、家に帰ったら、何一つ問題はなかったように報告するのだ。

 

時間にルーズ。マイペース。

 

本来なら、遅刻がずらーっとついていても、文句は言えないのに、いただいた出席表には遅刻が1つだけしかついてない。

本人がこれでOKと思うとまずいので、これは見せないことにした。

 

3学期からは、出席をとるときに準備が終わって席についていなければ、出席簿には遅刻をつけてもらうことにした。

 

 

来年の修学旅行の話にもなったが、

今年の2年生は、2泊3日の東京で、一日ディズニーのパスポート付のほぼ自由行動らしい。

「友だち同士だけでほぼ自由行動」はかなり無理がある。

 

本人が行きたがって、時間がきっちり守れるようになったと感じられたら、ついていくが、

そうでなければ、いくら行きたがってもやめることにする。

と決めた。

 

パソコンスピード検定と、電卓技能検定は必修科目。

電卓技能検定は、落ちていたが、パソコンスピード検定は5級が受かっていた。

 

希望者のみの検定は、

中3の時に挑戦して落ちた、漢字検定の5級に、2度目にして受かっていた。

 

終業式に認定証と3学期の予定をもらって、2学期が終了する。

 

感性が周りと違うと思うところも多々あるのだけど、この学校には受け止めてくれる大人の存在があるので、居心地がいいのだと思う。

 

帰宅後、話をしようと思ったが、午後から大阪に講演会を聞きに行きたかったので、夕食準備をして、出ていった。

(何一つ、娘に助言をしてくれない同居の義母だが、いてくれるだけでもありがたい?)

 

15日

午前、母の病院。

午後から神戸。

連れて行きたくなかったが、「なにひとつ、手伝いもせず、生活習慣を改める気もなく、さんざん好き勝手に過ごして、行きたいところだけ連れていくのは気分が悪いけど、約束してあるので仕方なく連れていく」と話して、着替えるように言った。

 

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メリケンパークへ話題のクリスマスツリーを見に行って、中華街でご飯食べて、ルミナリエ見て、満足の娘。

 

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なんだかなあ・・・

 

16日。

午前、義母の整形の薬取りに行く。

「え~かげん、起きたら?」と一言行ってから出るも、起きたのは昼。

午後、母、退院。
帰宅前に家へ寄ってきてくれ、娘に、こんこんと説教してくれた。

三者面談の話もして、これからどうするつもりなのかも聞いてみる。

最後は、「来年、修学旅行があるけど、朝のスタートがきっちり出来るようになった人だけが、行けるから、どうしたらいいかよく考えてな。」と言っておいた。

 

ひとまず、口ではかなり反省して、ちゃんと起きる。着替える。時間を守る。宣言をしたのだが、それが出来たら、感謝感激雨霰なのである。


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