ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

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  • 旅行

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浦上天主堂

夏休み、娘の社会科の課題を兼ねて、小旅行にきました。
原爆資料館から、暑い中浦上天主堂に向かって歩いてきました。

「あ、見えてきた!」と娘。

浦上天主堂のレンガ造りの壮大な建物が
青い空に綺麗に映えています。

これは、
1959年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、
1980年にはレンガスタイルで改装し、
往時の姿に復元されたようです。
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中に入ると、静けさとステンドグラスの美しさに
息をのみます。

天気がよかったので、余計に美しく見えたのでしょう。

結界がしてあって
近くまでよって見れないのが残念でしたが・・・

聖堂の左側には
「被爆マリア像」も安置してありました。
痛々しい姿に平和の祈りを感じます。

東洋一の壮大さを誇ったという、浦上天主堂は、
1945年、原子爆弾によって、
鐘桜ドームは吹き飛ばされ、
わずかな堂壁を残しただけで
崩れ落ちてしまいました。

長い迫害の歴史に耐え、信仰を守りとおした人々により、
天主堂に20年、双塔に11年、
約30年という歳月をかけて建てられたのに、
わずか20年で無残な姿になってしまったのでした。

「吹き飛ばされた左側の鐘桜ドームは、今も遺構として残っている」
と原爆資料館のガイドの方にお聞きして、

見に行こうと思っていたのに、
よくわからず、
あまりの暑さで断念しました。

「こんなに大きいものが、こんなところまで飛んできたのかと思うと、驚くよ」
と聞いていたので、
見に行けなかったことを、娘に名残惜しそうに言われました。

見に行けばよかった。
とちょっと忘れ物をして帰って来たような気分です。


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