- 旅行
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ダウン症の娘とまわる 西国三十三所 観音霊場⑦
西国33か所をもう一組の親子と一緒にまわっている。
今回は、途中行きそこなっている、8番と9番札所のある奈良方面へ向かう。
前回、長谷寺の開山堂である法起院まで行ったけれど、時間切れで長谷寺の前でUターンした。
改修が終わって、花の綺麗な頃に来たいねと言いつつ・・・・・あれから、はや、1年と9か月。
やっと来れたと思ったら、何も咲いていない時期だったのだ。
参道をぶらぶら歩いて登り、長谷寺の石柱のところから、また少し登ると、仁王門。
仁王門をくぐると、すぐ目の前に登廊。
結構長い。全部で399段で、上中下の3廊にわかれている。
1つ目の角を曲がったころには、暑くなって、上着をぬぐ、わが娘。
花はなくとも、風情があって、清々しい気分になった。
国宝の本堂。天気もよくて、正面の舞台にまわると、本当に気持ちがいい。
本尊十一面観世音菩薩立像が特別拝観中だったので、仁王門前にあった写真のように、御足に触らせていただいた。観音さまの像高三丈三尺六寸(1018.0cm)。我が国で最も大きな木造(近江国高島から来た楠の霊木)の仏さまらしい。
拝観記念に血縁の五色線をいただく。
このふたり、一緒に過ごすことはほとんどなくなったけれど、座り込む姿を見ると、小さいころをふと思い出し、思わずシャッターをきった。
ちなみに、これは、かれこれ9年前に撮った写真。たぶん小学2年生の12月頃。大きくなった・・・
参拝をおえ、参道内にあるお店で昼ごはんを食べた。
そして、多くの草餅の店。店先にこんなのがあると、つい食べたくなってしまい、4人分購入。
「うまっ」っと食べて、「店もチェックせず、写真も撮らなかったよ~」とふと見ると、娘がおいしそうに食べていた。
そして、次の寺まで車で移動。
近くに駐車でき、五重の塔を横目に見ながら、南円堂へ。
猿沢池から、五重の塔を見て、奈良町を少し速足でぐるっとまわる。
駐車時間に制限があったので、あまりゆっくりはできなかった。また、機会をつくってこの界隈を訪れたいと思う。
西国33カ所、残りは4となった。