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  • 旅行

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長崎原爆資料館

原爆資料館へやってきました。

正面玄関に、
「平和案内人」と書かれた黄色のポロシャツ
を着たガイドの方がいらっしゃったので、
館内を案内していただくことにしました。

特に勉強もせずにやってきた私たちは
ガイドの方のおかげで多くを学ぶことができたと思います。

それなのに、全くのボランティアで案内してくださいます。
約一時間。時間が許す方はお勧めです。

ここからは、私が学んだことです。

アメリカが原爆を日本へ落とすことに決定した理由は、
いくつか説があるそうですが、

多くの開発費や労力を投入して完成させた原爆を実際に使用し、
威力を確かめたかった。

というのが1番だろうということです。

広島に落とした時点で、日本はもう降伏するのがわかっていたはずです。
にもかかわらず、
終戦の数日前に2発目を落としました。

2発目の第一目標は小倉でした。
でも、B29が小倉についたとき、
雲と焼夷弾の煙の為に目視投下できない状況でした。

そのため、
第2目標の長崎に落とされることにりました。

違う2種類の原爆の効果も確かめたかったのでしょう。

原子爆弾を積んだB29は、
観測機を伴って上空を飛行していたのですから・・・

長崎と広島に投下された原爆は、
ガイドの方にいただいた
「長崎原爆資料館学習ハンドブック」
によると…

原爆2種類

 

実物大につくられた長崎型原爆模型で、内部構造がみられるようにしてあります。

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長崎に落とされた原爆のほうが威力が大きかったのでは?ということですが、
すり鉢状になっている長崎の地形が幸いしたのか、
平地の広島より被害が少なくてすみました。

とはいえ、一瞬で7万以上の人が亡くなり、
70年たった今でも多くの被爆者が苦しんでいる状況があります。
恐ろしいことです。

そして、
写真や資料、動画、
残骸となったさまざまなものの展示がされています。

熱線のこと、爆風のこと、放射能のこと、
展示にそって説明してくださいました。

原爆の熱線と爆風による被害の凄まじさ、痛ましさ、
放射能による人体への影響の恐ろしさ
を感じずにはいられませんでした。

平和の尊さを感じました。
と同時に
平和の危うさも感じました。
そして
この平和を守らなければと思います。
そういう想いの人がたくさん、たくさん増えて欲しです。

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原爆資料館のショップにて、お土産にといくつか購入しました。
本当の折り鶴が入っているそうで、人気商品らしいです。


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