- 体験
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ダウン症の娘と 『親子生活体験合宿』 百姓屋敷 わらへ 3日目
百姓屋敷 わら での生活体験合宿 2016.7.22~24 に15歳、中学3年生のダウン症の娘と参加してきました。
生活体験合宿。ひとことでいえば、日本の昔からある暮らし。そして忘れ去られようとしていることが多い暮らしの体験です。
夜以外は班別行動なので、娘のことは、後で本人から聞いた話と、同じ場にいる時と、撮ってもらった写真でしかわかりませんが、
本人は、すごく楽しくて、すごく充実した3日間を過ごせたようです。もちろん、私は、私で思いっきり楽しみました。
3日目
娘は、昨夜、大人と夜更かしをしたので、朝さっと起きれませんでした。1人ほって散歩にも行けず、娘に向かって、ぶつぶつ文句を言うことに・・・
「あ~あ みんなと散歩行きたかったな~」
「残念やなあ~朝の散歩、気持ちよかったやろな~」
船越さんのお話
船越康弘さんの朝のお話がドームハウスである予定だったので、仕方なくそちらに直行しました。
みんなと散歩に行ってないので、一番に到着。
昨夜、大人は船越さんをかこんで楽しいお話を聞かせていただきましたが、今朝は、子どもたちへ向けても・・・
般若心経。そしてお話。心に沁みました。
その中でも覚えておきたいこと。
人生成功したいなら大事なこと3つ
靴をそろえること
素直に「ハイ」ということ
背筋を伸ばすこと
たかが3つ、されど3つ。
子どもだけでなく、大人がそのお手本となる姿をみせることだよ。と大人にも宿題。
背筋がのびるような気がしました。
朝食 記念撮影 班ごとの掃除 感想文集
トイレ掃除。素手で便器を磨く体験、貴重だと思いました。
娘はトイレ掃除未体験なのは残念・・・お風呂掃除、食器洗い担当だったそう。
参加者それぞれに3日間の感想を書いたのですが、昼過ぎの帰宅時にはコピーして冊子になっているというすばらしさ!!
至れり尽くせりです。
うどん作り
1日目の夜に混ぜて、踏んでつくったうどんのたね。昼食用に製麺しました。
大人は手で。
子どもは機械で。
鍾乳洞探検
昼ごはんまでは、ちょっとフリータイム。
のんびりしていた私たち数名、軽トラの荷台に乗り込んで、船越さんに鍾乳洞に連れて行ってもらいました。
この辺りには、自然にできた鍾乳洞が数多くあるらしいのですが、ちょっと穴があいてるだけではなく、ず~っと奥まで続いています。
懐中電灯をそれぞれ手に持ち、中へ・・・
夏であることが嘘のように、涼しい。半袖だと寒いくらいです。
別世界にタイムスリップしたような感覚にもなります。
ちょっと折れて狭くなっているところでUターン。自然の不思議を感じずにはいられません。
出てくると、また暑い現実。
藁の菜園をみせていただき、プチトマトとブルーベリーを口に掘りこみました。
おいしい・・・
うどん流しの昼食
帰ったら、うどん流しの用意がすっかりできていました。
徹底的にやるよ~って感じです。感謝です。
うどんだけでなく、プチトマトやブドウも流れてきます。
楽しくて、おいしい。
しあわせだな・・・って感じる瞬間です。
夏休みがはじまったところなのに、夏を満喫した気分だね・・・と笑いました。
荷物をまとめて車にのりこみ、帰宅の途に・・・
また、ここに来たい と娘。
あっという間の3日間。すべてに感謝と祈りを感じました。
おまけ
余韻から覚めたころ、藁から写真と娘の忘れ物が届きました。
ありがとうございます。感謝です。