- 体験
スポンサードリンク
ダウン症の娘と 『親子生活体験合宿』 百姓屋敷 わらへ 1日目
夏休み、
百姓屋敷 わら での生活体験合宿 2016.7.22~24 に15歳、中学3年生のダウン症の娘と参加してきました。
生活体験合宿。ひとことでいえば、日本の昔からある暮らし。そして忘れ去られようとしていることが多い暮らしの体験です。
夜以外は班別行動なので、娘のことは、後で本人から聞いた話と、同じ場にいる時と、写してもらった写真でしかわかりませんが、
本人は、すごく楽しくて、すごく充実した3日間を過ごせたようです。もちろん、私は、私で楽しみました。
夏休み中は、楽しかったな~また行きたいな~と時折娘の口をついて出てきていましたが、最近は、また行く?の質問にかわっています。
身体は、100%食べ物でできている
といわれるように、合宿の中心にあるのが食のことでした。
食前の言葉、回数を重ねるごとに心に響いてきました。
今では、娘も私も覚えてしまいました。
食べ物に対しての感謝を自然と感じさせられる言葉です。
天地(あめつち)のお恵みと
これを作られた方の
ご愛念(あいねん)を感謝していただきます
この食べ物が
私(たち)の体の中に入って
自他ともにお役に立ちますように
いただきます
1日目 16:00スタート
現地までどれくらいかかるか予測がつかなかったのと、”余裕をもって”との思いで、早めに家を出ました。
高梁市街でそばを食べ、時間があるから寄り道して行こうかと思いながら、
「どこもよらなくていい。」
との娘の言葉で、直行。もちろん一番についてしまいました。
受付時間まで、2時間近くあったので、車をとめて辺りを散策しようと歩きはじめたものの、暑すぎて早々と切り上げました。
玄関先で待っていてもいいとのことで、ウッドデッキに腰をおろし、ゆっくりくつろぎながら待つことにしました。
それでも、のんびりしているうちに、あっという間に受付開始時間となりました。
施設内を案内していただいたあと、オリエーテーション・班分けがあり、
私が2班、娘は4班でした。
マイはし作り
竹を削ってこれから3日間使うはし作りです。
マキ割り
父が割っていたのを記憶しているけれど、私には無理だろうと思っていました。
でも、コツなんですね。私なんかでも、割れるんです・・・
娘は、小さい斧を使って割っていました。これは、これで割れることが楽しかったようです。
夕食
準備していただいたものをいただきました。
真ん中の皮に、好みの野菜をのせ、特製ソースをかけて、巻いていただく。
切ってある野菜が芸術作品。ソースも絶品でした。
美味しくて、身体が喜ぶ食事。そんな感じでした。
食後は、4つの班がそれぞれ、風呂焚き、後片付け、食堂清掃、食器洗いの仕事分担がありました。
仕事が終わったところから、うどん作りに入りました。
うどん作り
塩と水をいれて、混ぜるのだけれど、最初、だまにならないように混ぜるのがこつだとか・・・
このうどんは、最終日のお昼にうどん流しで食べるそうで、楽しみ楽しみ。
ということろで・・・順番にマキで炊いたお風呂に入りました。
風呂上りに、軽トラでドームハウスまで連れて行ってもらい、屋根に上って星をみたとか・・・(娘曰く)
16:00スタートだったのに、すでに長時間いるような気分になったのでした。
→2日目はこちら