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ダウン症の娘と姫路城お城まつりの3日間 その1
お城まつりの初日夜。恒例の薪能。
娘の同級生が鶴亀の鶴と亀で出演する。
友人からチケットもいただいたことだし、早めに出かけた。
(チケットがなくても観覧可。チケットがあれば、舞台正面に並べてあるパイプいす席に座れる利点あり)
解説付きプログラムの冊子を500円出して購入。
プログラムは、
・観世流 能 鶴亀
・大蔵流 狂言 癌礫
火入式をはさんで、
・観世流 能 土蜘蛛
ストーリーを読んでやって、解説もしてやる。マンガで見る癌礫、土蜘蛛もあわせて掲載されていたので、理解を助けてくれたと思う。
鶴と亀のふたり、何年か前から稽古に通っていたようだが、一般の中学生の起用は、今回、はじめてらしい。
娘も写真をとっていたが、ちょっと舞台から遠かったから、ちゃんと写ったかどうかは???
癌礫。客席から笑いが起こり、娘も一緒に笑っていたが、このおもしろさ、本当にわかってるのかな???とちょっと疑問。
いよいよ最後の演目。土蜘蛛。繰り出される蜘蛛の糸がなんとも豪快で、美しく、見ごたえがあった。
よくわかったんだか、わからなかったんだか???なのだが、面白かったそうだ。
理解度はともかく、楽しんで見れるようになっていることが成長だと思う。
最後のシーンが終わると、さっさと席を立ち、帰宅の途につく人が多いのだが、
「ちゃんと閉会のあいさつも聞こな。」
と着座のまま。
なんとも律儀だなあと思う。