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5年目の命日
通信制高校のサポート校に通う、ダウン症女子17歳。
9月3日の始業式を終え、昨日は、台風で休講だった。
9月5日、主人の勤めていた会社から、花が届いた。
こうやって花が届くのは、ちゃんと思ってくださる方がいるという感謝でしかない。
主人が亡くなって今日で、5年…
なんだか、あっという間だった。
”ゴルフ場で倒れ、心肺停止で病院に運ばれました。”
と連絡があった日は、
台風で警報が出て、娘の小学校が休校になった翌日。
昨日は、台風が荒れ狂う中、一日家にいたから、5年前をふと思うと、その時と重なるような気がした。
午後からの授業でまだ寝ていた娘を起こし、納骨堂へ行くことにした。
あとあと墓守をする人がないので、墓はないが、市が運営する立派な墓地公園に眠っているというのも、かえって良かった。
昨日の台風の影響でまだ風が強く、灯篭につるされた鐘が、風に吹かれて心地よい音をたてていた。
心にも、気持ちの良い風が吹いているような気分になった。
納骨堂は、お盆には長蛇の列だったけれど、
おかげさまで、今日は、がら~んとして、ゆっくり手をあわせられた。
仏舎利塔にも入って手をあわせておこうと、入口の券売所へ。(毎月8日の月例法要は、そのまま入れるが)
「小学生?」
と聞かれて、
「高校生です。」
と娘。
生かされていることに、ありがとう。
今日を大事に生きなくてはね。
娘も、2年生の2学期が、無事はじまった。