- 療育について
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ドーマン法の説明会と 『親こそ最良の医師 あなたの脳障害児に何をしたらよいか』を読んで取り入れたこと
「ドーマン法」のことについて
書いてみたいと思います。
「家庭保育園」のことは、以前記事に書きましたが、
その中に、
「赤ちゃんに読みをどう教えるか」
「赤ちゃんに算数をどう教えるか」
というグレンドーマンが著した2冊の本と、
「ドーマン博士のドッツカード」
というカードがありました。
そこで、
「ドーマン法」というものを知ることになりました。
人間能力開発研究所のグレン・ドーマン(1919~2013)
という人は、
脳に障害のある子どもたちを救うために、
子どもの脳の発達を研究した人。
脳障害児だけでなく、
子どもの脳の発達を促すために活動をしていた人。
と紹介されています。
そして、この本を知り取り寄せました。
「親こそ最良の医師」
あなたの脳障害児になにをしたらよいか
グレン・ドーマン 人間能力開発研究所 監修 ドーマン研究所 発行
脳損傷、精神薄弱、精神遅滞、脳性麻痺、情緒障害、痙性、
弛緩性、硬直性、てんかん、自閉症、多動性、ダウン症、
などど呼ばれる脳障害をもつ子供とその親たちのために
そう、表紙に記載されていました。
この本で私が興味をもった点は、
①できる限り床ですごす。運動レベルが一番低い子はうつ伏せの姿勢をとること。
(うつぶせは動物本来の姿だ。と書いてあったか他のもので読んだか)
②体の動きを覚えるために、(大人が)パターニングを行うこと。
(うつ伏せで、大人二人の介助により手足を交互に動かすことを身体に教えこむ)
③頻度・強度・継続度ということ。
④ブレキエーション「手を使う能力のプログラム」のこと。
(雲梯のことです)
そして、日本にオフィスが二か所、
東京と神戸にあることあることがわかり、資料を請求しました。
ドーマン研究所
東京オフィス 〒103-0013 中央区日本橋人形町1-1-22-501
TEL: 03-3797-5950 FAX: 03-3797-5963
神戸オフィス 〒651-0064 兵庫県神戸市中央区大日通7丁目1-10-203
TEL: 078-251-3240 FAX: 078-251-3612
娘が5か月のとき電話をし、
6か月で説明会に行きました。
(2001年10月頃の話)
プログラムを成功させ、すばらしく伸びたお子さんが広告塔になっているので、
すごく惹かれたのは事実です。
もしかして…という希望を感じたのも本当です。
しかし、私にプログラムをやり通すことは不可能だと感じました。
(楽しいと思えないことを継続的にやることは出来ないし、
少々、偏りも感じたからです。ここまで徹底的にやるべきか?
という疑問もありました。)
だから、私なりに「いいと思ったところ」
「出来ること」をちょっとでも取り入れてみようと考えました。
①3か月のとき、小児科医に
「うつ伏せを少しづつはじめてください。」
と言われました。
最初は泣いて嫌がる娘でした。
うつ伏せの大切さを感じていなければ、
多分習慣化させてなかったと思います。
毎日少しでも必ずうつ伏せの時間をもつ。を実践したのは、
この本を読んだことが大きいです。
5か月をすぎたころから、
自らうつ伏せ体制に入れるようになりました。
戻れなくて泣いたこともあるものの
そのうち、それが当たり前になり、
うつ伏せで過ごすことが多くなりました。
②パターニングまでやろうと思えませんでしたが、
おむつ替えのたびに、
「右、左、右、左」といいながら、
足の曲げ伸ばし運動のようなことをしていました。
「右、左、右、左」といいながら、
腕の曲げ伸ばし運動もしました。
階段を上らせることも推奨していたので、
ずりばいをはじめたころから、家の階段の上り降りを
練習しはじめました。
③教えたいことは、
「頻繁」に、「繰り返し」やって、時には少し「強度」をつけてみる。
これは、意識するようにしていました。
「継続は力なり」といいますから!
④手の動きは悪いので、(手だけではないが)操作性を高めたい。
そして、指を鍛えるということは大事だと思っていたので、
ブレキエーション(うんてい)を進めるのは一理あると感じました。
散歩にでたときは、
鉄棒をにぎらせてぶらさがりのようなことをはじめました。
繰り返しやってると、
少しづつ握っている時間がのびてきました。
毎日やるために、ブレキエーショをン購入したという人もありましたが、
そこまではやれませんでした。
でも、ぶらさがることが好きになりました。
カウントしてもらうのが、楽しかったのか、
すご~いって言ってもらうのがうれしかったのかだと思います。
小学生になった時には、
うんていを端から端まで行けるようになっていました。
でも、特に低学年の時はひどかったのですが、
中間休みにひき続き、やり続けてやめれない。
親には耳が痛いこと多々ありました。
(滑り台やブランコも・・・)
今になれば、のめりこまずに
その適度さがよかったかなと思います。
でも、知ったことはありがたかったです。