- 農のこと
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2年目の豊穣ランド 2019年7月
親子で、『ありがとう村プロジェクト』の豊穣ランドファミリー会員になっている。
月に1度、親子で楽しみにしている豊穣ランドファミリーデー。
淡路にある『貴ちゃんファーム』で1日を過ごす。
ダウン症18歳の娘もすごく楽しみにしている。
しかし、楽しみにしているにもかかわらず、前夜、だらだら起きていたので、
「明日起こさないから。」
宣言をした。
起こしても起きずに家においていったイベントは多々あるが、貴ちゃんファーム行くのにまだ置いて行ったことはなかった。
起こしたら、どうしても行きたいところへは無理にでも起きて行くようにはなったが、今回は、早く寝ようという気持ちが全く感じられなかったので、本当に起こさないことにした。
やっぱり、起こさなければ、起きなかった。
1食分つくり、寝ているところへ、
「いってきま~す。」
と声だけかけてでかけた。
楽しみにしていると思っていたが、反面どうでもよくなってきた部分もあるのかな?とも思ったりする。
現地に着いたら、『生きのびクラブ』が中心となって、そうめん流し用の竹を取りに行っているところだった。
すごいな~竹切るところからか・・・と思いながら、
私は、潮王子の『潮の学校』塩作り体験教室を申し込んでいたので、塩講座受講をうけた。
熱中症のメカニズムとは・・・
汗などをかいて、体液が減る。そこへ、水だけを補給すると体液が増えても濃度が薄くなる。
喉の渇きはおさまっても、身体は濃度を元に戻そうと水分を汗や尿で排出しようとするので、体液不足が起こり、危険な状態となる。
だから、熱中症予防の水分補給は適度な塩分が必要なのだ。
炭酸水に塩少々、フルーツやハーブを入れて飲むとさわやかに熱中予防できるドリンクのひとつになるよ。と試飲も準備してくださっていた。目にも涼やか。
そして、塩作り体験(時間短縮)の為に、鍋にはもともと80%の水分を飛ばした海水を入れてくださっていた。加熱開始。
混ぜ続けていると、みるみる間に塩になってきた。
サラサラになるまでしばらく混ぜ続けたら、もう塩。あっという間にできてしまったのだ。
と
さっそくできた塩をファームでとれたキュウリやトマトにかけていただいてみた。そのまま舐めたらしょっぱいという感じだったが、これがなかなか美味しい。野菜か塩か!?
潮王子は、次々と潮をつくってらっしゃるようで、イザナミとイザナギの小瓶をわけていただいた。
∞潮王子のムーンソルト【イザナミ】新月
新月の浄化のチカラを受けて静かに自らを整えたいときに。
∞潮王子のムーンソルト【イザナギ】満月
満月のチカラを受けた豊穣の潮。思い切って積極的にチャレンジしたいときに。
使うときにも、そう思って使うことで効果倍増だからね!
ランチは、流しそうめん。竹を切り出すところから準備してくださったそうめん流しは見事に完成していた。
具だくさんのそうめんつゆやポテトサラダも『まかないクラブ』のみんなが手づくり。
竹のそうめん流しはけっこう長い。素晴らしいな~とまじまじ見る。そこには、貴ちゃんファームに掘られた井戸の水が流される。
水量たっぷり。
ここには、いろんな特技をお持ちの方がいらっしゃる。だからといって誰かが飛び出ることもなく、和気あいあいとした雰囲気もある。
そして、それぞれがそれぞれに他人と和合しながら自分を発揮して楽しんで参加してらっしゃるのが感じられる。
だから、娘にとっても、ここはのびのびと好きなことをして楽しめる場所なのだ。それなのに、今回はいない。
何人かの方に、今日は来てないの?などど声をかけていただいたのだが・・・
午後からは、『草木染クラブ』に参加。
イングランドの丘でいただいてきたらしい羊毛の試し洗いをした。
そのままだと、かなり匂う。
洗うのも出来るだけ自然の物を利用する。洗った後、自然に返すことも考えて洗剤は使わない。洗浄に使うのはお湯と米ぬか。
しばらくおいてから流す。茶色かった毛がかなり白くなった。
最終的には、紡いで何かの作品になる予定だ。楽しみ~~~
いろんな事を体験したり、知ったりすることで、すべてのものには莫大な人の手が加わっているんだ。と身をもって感させてもらえる。
そしてまたここは、自分も自然と繋がっているんだと感じさせてもらえる場所でもある。
おやつは、タマゴの燻製とチーズとハーブ水が2種。燻製もファームの薪を使い、畑で作ってくださる方がいる。
お開きの時間はあっという間にきて、帰宅前に野菜の収穫をして、家路につく。娘がいるとだらだらと残りたがり、なかなか帰れないが、今回は留守番をしているので、真っ直ぐ帰宅する。
肝心の娘は、帰ったら、カードゲームのカードを繰りながら、『サザエさん』を見ていた。
なんだかな・・・なんとも思ってないのかな・・・と感じさせる態度なのだ。
慌てて夕食の準備をし、態度の悪さに嫌になったころに、ごめんなさいモードにはいったのだが、
明日に繋がるごめんなさいであることを願うのだ。