ダウン症の子育て 中学生から高校生へ

おててがでたよ


  • 絵本・本

スポンサードリンク

林明子が好きになった娘の原点の絵本

娘は、赤ちゃんが大好き。
赤ちゃんに出会うと、声をかけずにはいられない。

たいていのお母さんは、
「かわいい~」とよっていく娘に
優しく対応してくださる。

「だっこしてみる?」なんて言ってくださるお母さんもあって、
目の届く範囲でそんなことをやっているのを見つけたら、
ドキドキしてしまう。

逆に、「かわいい~」と頭を撫でようとして、
「さわらないで!」といわれたこともある。

口は出しても手は出さないでほしい。

「話しかけたり、名前をきいたりはしてもいいけど、
触りたかったら、『撫でてもいい?』って聞いてほしい。」
そう話すけど、
いつも見ているわけではないし、
体験から、学ぶしかないかとも思う。

「おててがでたよ」
おててがでたよ

まさに、今、娘がかわいいと感じる赤ちゃんの姿。

読んでやっていたころには、赤ちゃんだった。
この本のマネをして、
「おかおはどこかな~ば~」
「おててはどこかな~」
「あんよはどこかな~」
といいながら着せていたのを思い出す。

大きくなったなと思う。

そして、
「おつきさまこんばんは」
おつきさまこんばんは

おつきさまを見つけたら、
よく指をさしていた。

昼間の月も見つけては
指をさしていた。

月は見るときによって形が違う。
「おつきさまだね~」
「今日はまるいね。」
「今日は細いね。」
などと返していたには違いないが、

そのことを
どんな風に感じてたのかな・・・
と思ったりする。

でも、「おつきさまが出てるね」とさんざん
指をさして、語りかけていたのは、
私かもしれない。

 

福音館 あかちゃんの絵本

くつくつあるけのほん 4冊。
林 明子 さく


スポンサードリンク



Pagetop MySQLデータベース