- 旅行
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祈りの丘 絵本美術館(童話館)
大浦天主堂下電停を降りて、
グラバー園へ向かって歩いていたら、
右手に「祈りの丘 絵本美術館(童話館)」を発見しました。
偶然、昔なじみの友だちにばったり出会った感じがして
うれしい気持ちになりました。
童話館ブッククラブは、
娘が2歳の時から、14歳になる少し前まで
10年以上お世話になっていたところです。
ひと月2冊、年間で24冊。
約10年の間に250冊以上の本を
この地から送っていただきました。
絵本を選ぶのに何を基準にして選びますか?
子どもが好むのもの?
面白ければいい?
教育的観点で描かれたもの?
売れているもの?
長く読み継がれているもの?
童話館は子どもの為に質のよい本を厳選して届けようという
崇高な意識をもって配本をされています。
しかし、
中には、あんまり読まずにすんでしまった本もあります。
子どもが好きでも、私があまり好きでない本もありました。
反対にとっても好きになった本もあります。
どちらにせよ、
これは「本との大事な出会いだ」ととらえました。
絵本や本は、自分でも厳選して購入していましたが、
専門家の目から選んだ本に、私も興味があり、
全く知らなかった本と出会える楽しみもありました。
そして、毎月小包の宛名のところに一言
書き添えられている言葉も楽しみのひとつで、
いつからか、ノートにメモするようになっていました。
★美しく誠実なる温かいものに触れていく幼き人の魂。
★季節折々の旬の自然の恵みに育てられる生命。
★家庭に静かな時間。絵本と本と会話のある暮らし。
★覚えたことは忘れても感じたことは在りつづける。
★”想いをかけて子を育てる”という想いに支えられ。
たくさんの言葉をノートに書きました。
でも、残念なことに、
娘が中学に入ってから
本につきあう時間が無くなってしまいました。
送られてくる本は娘自身が読むには難しすぎて、
私が読むには時間が作れず、
いったん止める決断をしました。
さみしかったのは、
娘より私の方かもしれません。
そんなこともあり、
中に入ったら、
つい長居をしてしまいました。
グラバー園は行けずに終わってしまいましたが、
ここで出会えてよかった。と思えました。
祈りの丘 絵本美術館 (1階 童話館)
長崎市南山手2-10 095(828)0716
童話館 ブッククラブ
長崎市古川町8番29号 095(828)2373